TSUCHIOTO6 また、社員が悲しむことは給料が下がることだと心得ています。それを経営者は守っていかなければなりません。そして、目指すは100年企業!数字を定め、その目標に到達するように挑戦を続けていけば、100年企業になると確信しています。堀江常務: 私は自分の中で宿題を課しています。それは、「人に任せること」です。 それと、種をまいたBIM/SIMをうまく軌道に乗せていくことです。それができないと、しょう。土木・建築という基礎が崩れたらダメになるということです。この会社の骨格をしっかり育てて、守り、仕事をしていくことが100年企業の基礎となるでしょう。土木・建築は未来永劫です。絶対になくならないです。勝つ奴はいる。負ける奴はいる。儲ける商売ではなくなるけど、儲ける奴はいる。その勝ち組に継続して存在するためには、努力をしなければなりません。それがアナログとITの融合だと考えます。 コンパクトシティ事業は、人口減少集落から徐々にはじまるでしょう。我が社は事業の計画から関わると、地域に根ざした会社になります。自分たちで先を見据えて行動を起こしてもらいたいです。平塚社長: これまで休肝日をつくるとか、健康に気を付けると言っていました。それは守っていますよ。今は家にアルコールを置いてない状況です。それに加え、多少運動をするようになったので、体重が減りましたよ。今年も引き続き、健康に気を付けていこうと思います。堀江常務: 今年は百姓をします。人に迷惑をかけず、自分ができることで人のためになることは、百姓しかないかなと(笑)。堀江常務: この2〜3年は、コロナの影響もあり、変革が早く進むでしょう。その中で、インフラの形も変わっていくことは確かですね。島根県は過疎地域であるため、江津市ではじまっているコンパクトシティの町づくり構想が、動きはじめると思っています。平塚社長: 先日、テレビを見ていたらドローンに人が乗っていました。人が空を飛べば、道路は不要となります。そして、新しいものが生まれると法律が変わります。また、都会はコロナの影響で仕事がリモートになり、事務所が不要になっています。そうなると、我が社においても、現場がどのように変化していくのかが、重要な鍵となります。例えば、重機をリモートで画面越しに動かすことができるかもしれません。そうなると、人が現場にいなくなり、安全対策も講じることができ、人員削減にも繋がります。社会が急速に変われば、それに伴い法律も変わります。例えば、今は65歳定年となりますが、いずれ、国は70歳までと言うでしょう。その時代の変化にいかに早く対応していくかが鍵になると思います。我が社の技術力や人間力をよりレベルアップしていきながら、皆でアンテナを張りながら「一歩先を行く建設会社」を目指していきたいです。―今後、当社の目指すべき姿とは?―今年の個人的な抱負を教えてください。10年後の弊社は、島根県内で2番手に下がるで
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