つちおとVol.137
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TSUCHIOTOの行動結果)」であると確信しています。この場をお借りして、あらためて感謝申し上げます。おいて、社員の皆様は、一丸となって知恵を絞り、コロナ対策を考え、速やかに行動に移して頂きました事に重ねて感謝申し上げます。堀江常務: 短期的な観点では、社長が言われたとおりです。付け加えると、今夏の現場では、従来の熱中症対策に加えて、コロナ対策も講じる必要がありました。現場職員の皆さんは大変かもしれま 78期はその一方で、このコロナ禍の状況下にせんが、79期こそは熱中症を発生させないよう努めてください。 さて、今後の売上の見通しについては、私の感覚ではありますが、この先1〜2年は大丈夫だと思います。しかし、今の段階から種をまく必要があります。実は、省エネやCO2を通じて顧客創造に関連したプロジェクトを進めていましたが、まだ形になっていません。 また、このコロナ禍によって、今後お客様へのアプローチの方法が大きく変わると思います。我が社においては、遠方のお客様に対して「伺えないまま」でいるという状態が継続中であり、この点は課題と考えています。もちろん「コロナ対策で自粛しているため、伺うことができず、申し訳ございません」という連絡はしていたと思いますが、それ以上のフォローアップを実施する必要があります。 例えば、「コロナ禍ではありますが、こちらは万全の対策を打っておりますので、安心してお越しください」と、お客様に対して発信しておけば、もう一歩進んだ対応ができたのではないかと感じています。これまでは、直接訪問して顔を合わせる「単数化」というアプローチでしたが、これからはメールやSNSなどで発信する「複数化」が求められます。今までは「時間と場所を共有」していましたが、これからは「時間」または「課題」を、お客様と共有する必要があります。平塚社長: 住宅部門の話をしますと、社内、お客様および現場の情報を共有するために、SNS等のソフトを導入しようと考えています。堀江常務が言われるように、お客様と場所だけではなく、時間または課題に関する情報を入手し、その情報を共有しなければなりません。そして、リアルタイムでの対応が必要な状況の場合には、速やかに行動しなければなりません。実際に第5次中期経営計画には、ITを活用した業務改革を宣言していました。そして、コロナ禍に入る前のタイミングで業務改革が完成し、「よくぞ!このタイミングでやってくれた!」と思いました。 2

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