退職にあたり、「こんなコトしてました」ということでウインターシーズンのスポーツ「スキー」を紹介させて頂きます。 私は、大山スキー場をホームゲレンデとして活動する松江スベロー会というスキークラブに入っています。指導員、競技者、ちびっ子など会員数200名ほどのクラブで、1955年発足の私と同じ65歳のスキークラブです。 写真は、大山での合宿風景と島根県認定パトロール(通称:県パト)に合格した時のものです。 そこで少しパトロールについて紹介させてください。10年くらい前の取得時の話ですが、会場は島根・広島・山口の三県合同開催で、広島県の大佐山スキー場で、「基礎技術」「搬送技術」「救急法」「ロープ」「理論学科」の実技・理論の検定を1泊2日にわたり受けました。この検定日の1か月前から事前講習と共にスキー基礎技術は大山での松江スベロー会レッスン、アキヤボートの搬送技術は琴引スキー場で、救急法の三角布・ロープはわが奥様を相手に練習したのを覚えています。 パトロールの任務は、スキー場の巡回・雪面状況・設置物の確認、冬山での接触事故等の傷病の発生に伴うスキーヤーの応急手当、安全な場所への搬出などです。 私はスキー場専属パトロール員ではないので、ゲレンデでうずくまっている人に「大丈夫ですか」の声かけ、救助を待つ間の衝突防止合図などしかできませんが、県パトとしてできる範囲のお手伝いをしているところです。 しかしながら、最近はコース外のバックカントリーを滑降し新雪によるフワフワ浮遊感を得ようとコースを逸脱する人が多くなっています。スキー・スノーボードは特有な危険を伴うスポーツですので、それぞれの責任のもとに滑走して下さい。 暖冬のせいで県内2ケ所のスキー場が閉鎖しましたが、スキーは安全で楽しいスポーツです。ぜひ、ゲレンデでお会いしましょう。常務取締役 山﨑定規「魅力あるスポーツ、スキー」13こんなコトしてます
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