つちおとVol.137
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TSUCHIOTOそうか〜。実は俺も第一志望では無かったんだ。だけど、不思議だよな〜。この歳まで、松江土建で働いているからな!辞めたいと思わなかった?あなた一滴も飲めんでしょっ!。俺も25歳くらいの時は、辞めたいと思っていたことが、いっぱいあったからな〜。だけど、何で踏みとどまることができた?悟りを開くのが早いでしょ!だけど、やっぱりそうだよな。仲間は大切だよ。それと、まわりから「松江土建はすごい会社だぞ」と言われてたから、俺も踏みとどまったかな。ところで、何が仕事で一番辛かった?俺の場合は、入社1年目の忘年会で記憶を無くし、壺を抱えて寝ていたことだな。それ以来、俺に変なあだ名がついたし・・・。ご飯が食べれないほど辛かったことがある。杭が30cmズレていて、当時の堀江所長には死ぬほど叱られたよ・・。だけど、これが転機だったかな。自分が技術者として、いかに甘えていたかを認識することができたから。それも分かるわ〜。はじめて任された時は、不安の方が大きかったよな。だけど、俺が一番嬉しかったことは、やっぱり国交省の局長表彰かな。いや、頼らないでくれ!吉木君は、明るく、人脈が広いから、そっちのほうが羨ましいよ。仕事を任されるようになった20代後半頃は、何回もあるな〜。だけど、やめずに頑張ったよな。お互いよく電話して励ましあい、酒飲んでたよな。やっぱり、仲間と励ましあい、競い合っていたからかな〜。それに、松江土建を辞めても、自分には何もできないと悟っていたし、この会社に育ててもらっていたので、頑張ろうと思ったからかな〜。尾原ダムの仕事かな〜。図面が無い状態からスタートしたからね。もうね、睡眠時間が無く、ひどい時は、2日間連続で徹夜したよ!いやいや、いつも記憶喪失だったし、事実だし。そうじゃなくて、仕事での辛い話は?何かカッコいい話だよね・・。これカットにしましょう!逆に、仕事を通して一番嬉しかったことは何?俺は、所長としてのはじめての現場が、無事に終わった時だけど。やっぱり、目標があるからこそモチベーションに繋がるんだよね〜それに、新田君は頼れる存在だから、仲間もついてくるんだよね。今後も頼るよ!10

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