つちおとVol134
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TSUCHIOTO 平成31年3月15日(金)、邑智郡川本町多田地内において、松江土建・まるなか建設・毛利組特別共同企業体で施工中の「(主)川本波多線多田港工区社会資本整備総合交付金(改築)(仮称)多田トンネル工事」の現場見学会が開催され、地元住民の方々のほか、松江土建株式会社、まるなか建設株式会社、株式会社毛利組の社員が参加しました。当日の天候は、あいにくの雨模様でしたが、地元住民の方30名を含め、70名弱が参加しました。受付には、多田トンネルのパンフレットだけでなく、風船や、お菓子、手作りの重機のカードがあり、子どもたちに喜んでもらえる〝おもてなし〟がありました。 冒頭、須山尚所長は、掘削作業における振動や騒音で、近隣住民に多大な迷惑をかけていること、工事に対して理解を頂いていることに、お詫びと感謝を伝え、施工の工程を、映像を用いて説明しました。24時間体制で掘削作業を行い、1日6mを完成させる。この工程を繰り返し行うことで、トンネルの掘削作業が進んでいくことを説明しました。参加者の多くは、施工工程の説明を受け、昼夜通して行われる作業内容に驚いていました。工事に伴う濁水をアクアミキサーによる水質改善を行い、江の川へ放流していることについて、松江土建株式会社環境部営業開発課の和田洋一主任が説明しました。説明終了後、参加者は坑内を進み、箇所ごとで、須山所長による説明を受け、ドリルジャンボ、吹き付けロボットが配置されている掘削最深部まで進みました。トンネルの最深部に向けて、進んでいきます。子どもたちは、重機カードにある重機を目の前にして大きさに驚いていました。4

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