つちおとVol134
2/18

平成28年1月の経営会議において新社屋の建築が決定し、平成28年12月に地鎮祭が執り行われました。平成29年7月から着工し、平成30年6月に行われた定礎・竣工式をもって新社屋が完成しました。今回、松江土建の「未来永劫」を願い、新社屋の建設提案を打ち出した神庭民生会長にお話を伺いました。神庭会長:植樹した「松」は我が社の社章のモチーフでもあり、長い歴史を「松葉」と共に歩んできました。この松の木が会社のシンボルツリーとして最もふさわしいと考え、平成30年10月、㈱田部さんの紹介で鳥取県大山町の現地へ見に行きました。聞くところによると、幹の太さや節の数から樹齢約70年になるとのことでした。我が社も74周年を迎えた会社であることから、共に栄えることを願い、同世代の松を植樹することにしました。また新社屋を建設するにあたり、この地には荒神さまが祀られていたと話を聞きました。特に、建設業に携わる者は、荒神さまを重んじています。そこで、その荒神さまの石を松の根元に埋めることにしました。今頃、荒神さまは、その石から松へ移り、この地を見守ってくれていることでしょう。そして、2月15日の植樹祭以来、毎月15日には、私は、朝出社した際に、松の前で手を合わせて、工事の安全を願い、柏手を打つことにしています。神庭会長:思い起こせば平成10年、藤井忠孝会長(四代目社長)の車に同乗した時に、「神庭くん、本社は昭和42年に竣工したが、地盤も悪く、2階建てだったところを3階にしたから、年月が経―今年の2月15日、玄関前に松を植樹し、新社屋の関連行事が全て完了しました。「松」植樹にはどのような思いがありましたか? ―本社を建てるにあたって、特別な思いはありましたか?千代に八千代にシンボルツリー「松」への思い1特集.1

元のページ  ../index.html#2

このブックを見る